中東に関する個人的なメモ

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神経質な対立が生じている

  • ハマスによるイスラエルの攻撃に対する”ガザ”への報復が行われている
  • ハマスによる攻撃の結果と、イスラエルの報復攻撃の結果の共有がSNSで広がっている
  • アラブ、イスラム社会のハマスパレスチナへの連帯と、米国と米国を含めた”G6”のイスラエルの連帯が対立軸を作っている
  • 地域の問題だけではなく、G6をはじめ欧米に多数存在している”パレスチナを支持するイスラム系移民”との対立に拡大している
  • イスラエルは強硬的な姿勢を崩さず、特にヨーロッパからの支持を下げているが、アメリカは強く支持している
  • ウクライナ侵攻によるロシアの国連常任理事国としての拒否権が国連機能を麻痺させているように、アメリカの拒否権が国連機能を麻痺させようとしている
    • イスラエルに対する一時的な戦闘行為の停止への拒否権発動
  • おそらくネタニヤフ政権は穏便に済まさない
    • アメリカ、さらにエジプトから事前の警告があったにも関わらずハマスの攻撃を防げなかったミス
    • 司法改革を強行に行い、国民からの求心力を失っている状況
    • ハマスの攻撃による挙国一致の体制の構築
    • イスラエル国内の右派の増加とそのケア
  • ネタニヤフ政権は”次期選挙”を見越して強行姿勢を崩すことができない
  • ハマスは攻撃で政治的目的を”成功”させ、攻撃を辞める必要がない
  • 上記の理由により武力停止交渉が成立しない可能性が高い
  • 中東の問題は再度欧米先進国の世界的な産業構造にNOを突きつける可能性が出てきた
    • OPEC主導による石油価格のコントロールによる石油危機をいつでも生じさせることができる
    • OPECにロシアが加わることにより、西側諸国をターゲットにしても反対勢力がいない
    • アメリカ、西側ヨーロッパの中東パイプが危機的な状況になる
  • ロシアの天然ガスと中東の石油が手に入れられない場合、西側ヨーロッパ(特にイギリス、ドイツ、イタリア、スペインやベネルクス等を想定(フランスは除く))のエネルギー状況が悪くなる可能性がある
    • エネルギー価格の上昇により物価が再度上昇する可能性がある
    • ロシアや中東問題に対して融和的な政権が誕生する基盤になる可能性がある
    • ECBは物価がEU域内で上昇し続ければ政策金利の利上げを積極的に行う
    • ECBが政策金利を上昇させ続ける場合、EU域内の経済が弱い国々が経済的にマイナスの影響を受けることになる

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